2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

東京国際映画祭グランプリに「雪に願うこと」

第18回東京国際映画祭」は30日、コンペティション部門の最高賞「東京サクラグランプリ」に、北海道のばんえい競馬場を舞台に兄弟のきずなを描いた日本映画「雪に願うこと」を選び、閉幕した。 日本映画の最高賞は、85年の第1回に故・相米慎二監督が「…

私の頭の中の消しゴム

こんな映画を観た。 原作は、2003年の日本のドラマ「Pure Soul〜君が僕を忘れても」、永作博美主演のドラマだった。 若年性アルツハイマーという難病に冒されるヒロインを「四月の雪」でも好演していたソン・イェジンが、ワイルドな好男子を「MUSA −武士−」…

PREMIUM MOVIE NIGHT in Denkikan

本日から本業の方での映画イベント「PREMIUM MOVIE NIGHTS IN Denkikan」がスタート! 毎夜、師範代と地元の映画館Denkikanが選んだ傑作映画を7本上映してゆきます。 本日はイギリス映画「トレインスポッティング」 10月30日(日)「バグダッド・カフェ完全版…

松竹のあんぱん

映画会社の老舗松竹がなぜかあんぱんを販売する。 しかも松竹の焼印が入った自社ブランドものだ。 松竹によると「創業110年を記念して老舗のパン屋、木村屋とコラボレートして『松竹110周年記念あんぱん』として限定販売します」とのこと。 銀座木村屋總本店…

日本代表は「血と骨」 

米映画芸術科学アカデミーは25日、第78回アカデミー賞の外国語映画部門に、過去最多の58か国から応募作が集まったと発表した。イラク、コスタリカ、フィジーが今回初めて参加。日本からは崔洋一監督、ビートたけしさん主演の「血と骨」が出品された。…

オタクの高齢化

日本のSFアニメーションの金字塔「宇宙戦艦ヤマト」の劇場版5作品がVIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズで一挙上映されることになり問い合わせが殺到している。 77年に最初の劇場版が公開され、その後5作品続いたシリーズは、社会現象にまでなった超ヒット作品…

運命じゃない人

こんな映画を観た。 PFFアワード2002で入選し、PFFの出資で完成した内田けんじ監督の長編デビュー作。 「2005年のカンヌ国際映画祭で批評家週間に正式出品され評判を呼んだサスペンス・ラブ・コメディ」ということでしたが、大いに不満。 この程度の脚本で出…

一年ぶりの再会

年に一度、本業の方で仕事を一緒にさせてもらっているコピーライターのUさん。 今年もほぼ24時間きっちり仕事に付き合ってもらいました。 毎年、バグがたまった頭脳をUさんと会うことで初期化しているような師範代です。

コープス・ブライド

こんな映画を観た。 ティム・バートンによる人形アニメというと「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」(正確にはプロデュース作品)が有名ですが、今回の作品はマイク・ジョンソンとともに監督としてクレジットされてますので、よりバートン色が強い作品にな…

エレニの旅

こんな映画を観た。 「旅芸人の記録」「永遠と一日」のギリシャの巨匠テオ・アンゲロプロス監督作品。 3部作の1作目として作られたそうですが、このスケール感の凄さを観てしまうと「これから作る2本はどんなスケールになるんだ!」と気が遠くなる程の傑作で…

鳶がクルリと

こんな映画を観た。 「凶気の桜」の原作者ヒキタクニオと監督の薗田賢次のコンビによる新作映画。 どうも映画のベースに「反米」があるみたいなんだけど、「凶気の桜」ほど前に出てこない作りだし、観月ありさ主演の映画としても「?」なつくりでした。 アイ…

クレイジーケンバンドライブ

熊本県立劇場で行われたクレイジーケンバンドのライブに行きました。 初めて見るライブだったけど、相当楽しめる内容で大満足。 客層も10代から40代まで幅広い年齢層が来てました。 ステージ背景のビデオスクリーンとシンクロした演奏がなかなかに決まっ…

イチローVS古畑

シアトル・マリナーズのイチロー外野手(31)がTVドラマに初出演することが17日、明らかになった。 フジテレビ・関西系が新春に3夜連続で放送する人気ドラマ「古畑任三郎スペシャル」の第2夜に登場、田村正和(62)演じる古畑任三郎とイチローらし…

マリオン内に「サロンパス」映画館 久光製薬が命名権

大手製薬会社の久光製薬は18日、東京・有楽町の映画館「丸の内ルーブル」の命名権を取得したと発表した。 同社と映画館を運営するテイ・アンド・テイ映画興行が基本合意した。 3年間の契約で、12月10日から「サロンパス ルーブル丸の内」の名称に変更…

いよいよ「ロッキー6」

米俳優シルベスター・スタローン(59)がチャンピオンに上り詰める無名ボクサーを演じ、約30年前にオスカー賞を受賞した人気映画「ロッキー」のシリーズ第6作「ロッキー・バルボア」を制作することになった。 米映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤ…

砂の器

こんな映画を観た。 デジタルリマスター版での再公開。 やっぱり捜査会議のシーンから涙が・・・・・・! 「こんな人知らねー!」のシーンでダムが決壊!もうあとは涙でボロボロです。 こういう映画の財産を再活用するという松竹の試みは大いに評価したいで…

メゾン・ド・ヒミコ

こんな映画を観た。 「ジョゼと虎と魚たち」でいい仕事をした犬童一心監督の最新作。 ゲイの老人ホーム「メゾン・ド・ヒミコ」を手伝うことになった沙織(柴咲コウ)。 別れた沙織の父親で伝説のゲイバーのマダム・ヒミコ(田中泯)は、いまそのホームで死の…

わたしはだあれ?

tv

こんなテレビを観た。 三池版ウルトラマンマックス!第2弾。 宇宙化猫、ミケ、タマ、クロで記憶をどんどんなくしてゆくDASHとウルトラマン。 カレーとウルトラマンという実相寺へのオマージュも含みながら、「何のために闘っているのか?」というシビアなテ…

新ボンド決定

英国のスパイ映画「007」の6代目ジェームズ・ボンド役に、英国人俳優のダニエル・クレイグさん(37)が選ばれたことが14日、発表された。 07年公開予定のシリーズ21作目の「カジノ・ロワイヤル」(マーティン・キャンベル監督)に出演する。 ク…

シンシティ

こんな映画を観た。 「デスペラード」「スパイキッズ」のロバート・ロドリゲスが、原作者のフランク・ミラーを口説き落として共同監督に担ぎ出し、ついに映画化。 共同監督というクレジットは監督協会が許さなかったため、ロドリゲスは監督協会を脱退。 「3…

「SAYURI」11月に国技館でお披露目

大相撲が米ラスベガスで公演したばかりだが、今度はハリウッド映画が国技館にやってくる。 チャン・ツィイー(26)渡辺謙(45)らが出演する映画「SAYURI」(ロブ・マーシャル監督、12月10日公開)のワールドプレミアが、11月29日に東京・…

SHINOBI

こんな映画を観た。 松竹が映画ファンドで集めたお金で映画を製作、世界公開を目指す作品。 原作は山田風太郎の「甲賀忍法帖」、主役は、仲間由紀恵とオダギリジョーという人気俳優を起用するという新しい時代劇への試み的作品だ。 これが「グリーン・ディス…

ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]

こんな映画を観た。「スパイダーマン」「超人ハルク」に続いて、またも「マーベル」の原作マンガが実写映画化。 宇宙雲からの放射線を浴びて特殊能力を身に付けてしまった4人の活躍を描くSFX作品。「ダークエンジェル」でブレイクして以来、「シンシティ」や…

四月の雪

こんな映画を観た。 いまだ衰えない「韓流ブーム」の中で「冬のソナタ」のペ・ヨンジュンと「八月のクリスマス」のホ・ジノ監督がタッグを組んだいわば「韓流のリーサル・ウエポン」作品。 インス(ペ・ヨンジュン)の妻とソヨン(ソン・イェジン)の夫が不…

第三番惑星の奇跡

tv

こんなテレビを観た。 三池版ウルトラマンマックス! すべての兵器を吸収してしまう完全生命体イフにDASHもウルトラマンも打つ手なし。 ついに地球の終わりか・・・・・という時に、少女の一言が奇跡を起こす・・・・・。 さすが三池崇史です。 ウルトラマン…

この胸いっぱいの愛を

こんな映画を観た。原作・梶尾真治(熊本在住・通称カジシンさん)、監督・塩田明彦の「黄泉がえり」のチームが再結集して送るこの秋の注目作。 原作の「クロノスジョウンターの伝説」から「過去に戻る」という部分のみを抽出して、映画的に再構成しているの…

007に避妊具持たせろ!

スーパースパイのジェームズ・ボンドは拳銃、爆発するライターのほかにコンドームも持って歩くべきだと英王立医学協会ジャーナル最新号が主張している。同ジャーナルはハリウッドの人気映画に無防備セックス、麻薬使用、喫煙、アルコール過多など不健全シー…

リンダリンダリンダ

こんな映画を観た。師範代は残念ながら未見ですが、「どんてん生活」「ばかのハコ船」「リアリズムの宿」と “愛すべきダメ男を描かせたら日本一”と評されている若手監督山下敦弘の監督作品。 これまでは男主役の作品でしたが、今回は学園祭でブルーハーツを…

チャーリーとチョコレート工場

こんな映画を観た。優れた映画監督には、自分のメッセージを仮託する理想の俳優がいる。 巨匠が、同じ俳優と組んで何作も映画を作るのは、興行的な理由と同じくらいにこの理由が大きい。 例えば、黒澤明には三船敏郎、マーティン・スコセッシにはロバート・デ…

50回目のファースト・キス

こんな映画を観た。アダム・サンドラーとドリュー・バリモアの「ウエディングシンガー」以来の共演となるラブコメ。 監督は「N.Y.式ハッピー・セラピー」と次回作「ロンゲスト・ヤード」でも演出を担当しているピーター・シーガル(いわば御用監督か?)こ…