2002-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「カオス」アメリカ版、デ・ニーロがプロデュース!

at 2002 04/30 11:49中田秀夫監督の「カオス」がハリウッドでリメイクされることになり、ロバート・デ・ニーロがプロデュース担当することになりました。 主演はいまのところベニチオ・デル・トロが予定されているそうです。 中田監督は、これで「リング」「…

「帝国の逆襲」は?

tv

at 2002 04/29 06:39このGWに「スターウォーズ<特別編>」(5月3日、日本テレビ系列)、「スターウォーズ<ジェダイの復讐>」(5月5日、テレビ朝日系列)が地上波で初放送されます。 「エピソード2」公開へ向けての宣伝と思われますが、連休にSW…

昭和残侠伝

こんなビデオを観た。高倉健主演でシリーズ9作が作られた「残侠伝シリーズ」の第1作。1965年 先日、新宿昭和館で「死んで貰います」を観たので時代をさかのぼっての旧作鑑賞。 このシリーズ、とくに各エピソードの連続性はない。耐えに耐えた主人公が…

緋牡丹博徒

こんなビデオを観た。「緋牡丹のお竜」こと藤純子主演でシリーズ8作が作られた「緋牡丹シリーズ」第1作。1968年。 頼もしい助っ人に高倉健、豪快なお笑い担当に若山富三郎を迎えての豪華版。 東映が藤純子をいかにスターとして売り出そうとしていたか…

本日の放送の映画

tv

at 2002 04/28 09:17テレビ朝日系列の「日曜洋画劇場」では午後9時から「シュリ」が、NHK教育では、午後10時からビリー・ワイルダー監督の「サンセット大通り」が放送されます。 ビデオので「サンセット」を録画しながら、「シュリ」を観る・・・・・…

キューティ・ブロンド

こんな映画を観た。メグ・ライアンに変わる「新・ラブコメの女王」としてヒットを連発しているアメリカのコギャル(?)の教祖リーサ・ウィザースプーンの主演作。 MTV映画賞の作品賞候補にも選ばれていました。言うならば、ティーン版の「エリン・ブロコ…

華麗なる一族

こんな映画を観た。自由が丘武蔵野館でのレイトショー。1974年作品。 山本薩夫監督の金融社会派ドラマですが、人間のドロドロした部分を描きこんであるので長さを感じさせません。上映時間は、休憩を挟んで3時間半でした。 国家権力と財界の癒着を丹念…

天河伝説殺人事件

こんなビデオを観た。角川映画が「金田一ブームふたたび」ということで内田康夫の人気シリーズ・浅見光彦をかつぎ出した1990年の作品。 市川崑監督は、基本的に「洋服を着た金田一耕介」として榎木孝明を演出しており、ものすごく棒読みっぽセリフ回しが…

レストランのパン

at 2002 04/27 16:14主人公たちは、ガッチャマンのような忍者部隊。 敵の忍者(針を使って暗殺を企てる刺客)を追って、ヨーロッパの町へ。 そこは炭坑の町で、空から降る煙の燃えかすに極細の針が混じることがある。刺客はその針を使って暗殺を行っていたの…

渋谷から自由が丘

at 2002 04/27 19:30渋谷東急で「キューティ・ブロンド」を観た。 「エリン・ブロコビッチ」、「アリー・マイ・ラブ」のティーン版という感じでリーサ・ウィザースプーン演じる主人公の薄っぺらぶり(これ誉め言葉!)がお見事!かるーく観られるコメディで…

プレッジ

こんな映画を観た。俳優としても高い評価を受けるショーン・ペンが「クロッシング・ガード」以来6年ぶりに監督を務めた作品。 定年間際に起きた少女強姦殺人事件の犯人追跡に執念を燃やすひとりの刑事(ジャック・ニコルソン)がようやくたどり着いた結論と…

荒井晴彦「KT」を総括!

at 2002 04/26 12:35「映画芸術」のKT特別増刊も出たところで、脚本の荒井晴彦氏がトークイベントを行ないます。映芸400号記念イベント・「映画芸術」あるいは荒井晴彦の全貌 4月27日(土)18:30〜(開場18:00〜) 入場料 3000円(ワンドリンク付き) 会…

新宿3丁目

at 2002 04/25 09:26・・・といっても「その筋」の店ではありません。 昨日の晩、知人の誘いで映画人が溜まり場としているお店に連れてってもらいました。 松田優作、長谷川和彦、荒井晴彦、内田裕也などの映画界の猛者が、飲み明かしたという伝説の店。 映…

愛しのローズマリー

こんな映画を観た。御存知「メリーに首ったけ」で「女性にもうける下品なラブコメ」というかつてないジャンルを確立したファレリー兄弟による最新作。 催眠術で女性の内面の美しさを見れるようになった男(ジャック・ブラック)と恋に落ちたおデブ女の子(グ…

MTV MOVIE AWARDS 2002 ノミネート発表

at 2002 04/24 10:11アカデミー賞とは、まったく基準の違うMTV独自の映画賞「MTV MOVIE AWARDS」のノミネートが発表されました。 各賞が決定するのは、6月1日です。●作品賞候補 ブラック・ホーク・ダウン ワイルド・スピード キューティ…

映画か?クレしんか?

at 2002 04/23 12:58新作「クレヨンしんちゃん」に関する論争が起きております。(以下、今回の内容に触れますので、未見の方は読まないほうがよいかと・・・・・・)今回の「クレしん」に関しては、どこまでを「クレしん」の世界観として容認するかという点…

三谷幸喜が大河ドラマ!

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at 2002 04/23 12:552004年1月から放送されるNHK大河ドラマが三谷幸喜の脚本による「新選組!」に決定。 近藤ら新選組隊士のほか、坂本竜馬、西郷隆盛、徳川慶喜、勝海舟ら幕末のスターが続々登場。配役は来年発表予定です。筆が遅いことで有名な三谷氏…

病院坂の首縊りの家

こんなビデオを観た。1979年の東宝映画。市川崑監督の横溝正史シリーズとしては5本目で、ここで一端中断となり90年代にトヨエツ金田一の「八つ墓村」で復活することになります。 キャストはいつもの「崑組」の面々。 金田一の助手を務める草刈正雄が…

北陸代理戦争

こんなビデオを観た。北陸を舞台にした深作の実録やくざもの。 1977年のこの作品は、当初「仁義なき戦い北陸篇」として制作される予定だったということで、やくざの縄張り抗争劇が濃いいいいいキャストで描かれます。 「越中強盗、加賀乞食、越前詐欺師…

新仁義なき戦い組長最後の日

こんなビデオを観た。1976年、深作監督による「仁義」シリーズ最後の作品。 野崎(菅原文太)は、坂本組(小沢栄太郎、成田三樹夫、山本麒一、藤岡琢也)に親分の岩木(多々良純)を殺され仇討ちを決意。身内の九州七人会(名和宏、汐路章、織本順吉、林…

女王蜂

こんなビデオを観た。市川崑監督による横溝正史もの。1978年公開。 今観ると、「すべての男をひきつける魔性の女」といった設定のヒロインが、中井貴恵というのは無理があるなぁ! この作品の見所は、当時40才は越していたであろう仲代達矢の学生服姿…

ゴールドメンバー・ウェブサイト

at 2002 04/21 07:04MGMとの和解が成立し「AUSTIN POWERS IN GOLDMEMBER」という正式タイトルが決定したオースティン・パワーズの3作目。 ウェブサイトも本格始動しました。英語版ですが壁紙やスクリーン・セーバーもダウンロー…

パンテオンがらがら

at 2002 04/20 19:17シュワルツェネッガーの新作「コラテラル・ダメージ」の初日です。 広い渋谷パンテオンががらがら!3分の1以下の閑古鳥です。サビシー! さて、これから自由が丘に移動。内田吐夢監督の傑作「飢餓海峡」を観に行くであります!

飢餓海峡

こんな映画を観た。「七人の侍」と並ぶ日本映画の古典。1965年の内田吐夢監督の傑作サスペンス! 「砂の器」をはじめとする多くの「捜査もの」の原点とも言える作品です。 3時間の長さを感じさせない面白さで、観るものをぐいぐい引っ張ってゆきます。 …

コレクター

こんなビデオを観た。モーガン・フリーマン演じる犯罪心理学の専門家アレックス・クロスを主人公とするシリーズ1作目。 「羊たちの沈黙」のヒット後に作られた便乗企画ですが、ボーッと観るにはちょうどよい感じの「ぬるい映画」です。 犯人を見破る展開が…

「アリー・マイ・ラブ」終了

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at 2002 04/19 07:45FOX−TVが、現在放送中の「アリー・マイ・ラブ」(アメリカでは第5シーズン)をもってシリーズが終了すると発表しました。 5月20日に放送されるエピソードが最終回となるそうです。シリーズ途中で降板したキャストも再結集すると…

「プレミア」日本映画界パワーランキング!

at 2002 04/19 17:58映画雑誌「プレミア」が毎年発表している映画業界の勢力地図「2002年版 日本映画界パワー100人ランキング」が発表されました。1位(前年4位)宮崎駿(映画監督)…「千と千尋」で「タイタニック」抜く 2位(前年10位)松岡功…

Mission: Impossible 3監督は?

at 2002 04/18 09:14 トム・クルーズ主演の大ヒットシリーズ第3弾「Mission: Impossible 3」の監督にデビット・フィンチャーの名前があがっています。 現在「パニック・ルーム」が全米大ヒット中のフィンチャーですが、次のプロジェクトとして「MI−3」を…

大奥浮世風呂

こんな映画を観た。1977年の東映映画。自由が丘武蔵野館での「関本郁夫監督特集」での上映。 志賀勝の(多分)唯一の主演作。「愛のコリーダ」の松田暎子演じるおこよの健気さがかわいい。 将軍家の子種は、実は全次郎のものというエンディングはかなり…

広島仁義人質奪回作戦

こんなビデオを観た。東映京都でとんでもない時代劇を数多く作ってきた牧口雄二監督の珍しい現代やくざもの。 カルト時代劇の傑作と比べるとやはり切れ味が劣る部分があるが、人質になる情けない地井武男が観られるだけでもよし!