movies

ナチョ・リブレ覆面の神様

こんな映画を観た。「バス男」のジャレッド・ヘス監督の最新作は、ジャン・レノ主演の「グランマスクの男」のリメイク。 主演は「スクール・オブ・ロック」「キングコング」のジャック・ブラック。 ダメ男がなにかを成し遂げるという点では、「バス男」とま…

父親たちの星条旗

こんな映画を観た。クリント・イーストウッド監督の「硫黄島2部作」の1作目。 第2次大戦の日本軍とアメリカ軍の激戦がおこなわれた硫黄島が舞台。 以下、映画の内容に触れてますので、未見の方は覚悟してください。 アメリカが戦費が足りず国債を大量に発効…

パプリカ

このサイトでも書き込み常連さんの「など」さん。 仲間内では「ハリウッドに最も近い脚本家」と呼ばれるなどさんが、脚本を担当したアニメ「パプリカ」を観た。筒井康隆の映画でもなく、今敏の映画でもなく、これはまぎれもなく、などさんの映画でした。 悔…

そうかもしれない

こんな映画を観た。 正直、こういう映画はもう古いと思っていました。 「老い」を丁寧に見つめる真摯な映画・・・・・ひとこと言えばそういう映画。 これまでもたくさん作られてきた日本映画の得意分野。 あまり新鮮味は感じない映画だと思って見はじめたの…

美しい人 日本版ポスター

アメリカ版の地味さに比べ、日本版は女優さんの顔を散りばめた華やかな印象。 「痛みは光と化す」 ってコピー、意味はよくわかりませんが、なんとなくBUNKAMURAっぽいよね。

美しい人

こんな映画を観た。 「彼女を見ればわかること」のロドリゴ・ガルシア監督の最新作。 9人の女優が演じる9つの物語という予備知識しか知らずにみたのだが、これがかなりの傑作。 おのおののエピソードを1シーン1カットで描くという冒険的試みも高く評価できま…

グエムル 漢江の怪物

こんな映画を観た。 いよいよ明日公開の「グエムル 漢江の怪物」!! もう何も言うことはない!ただ観るべし!観るべし!観るべし! と言うしかない大傑作ですが、「グエムル応援団」の団長カジシンさんが、ラジオに出演したりして、孤軍奮闘、応援活動をさ…

デイジー

こんな映画を観た。 「インファナル・アフェア」シリーズで世界の映画ファンをしびれさせたアンドリュー・ラウ監督が、韓国映画に招かれて製作した作品。 脚本は、「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」のクァク・ジェヨン。 主演は、チョン・ジヒョン(…

マンダレイ

こんな映画を観た。 師範代は、映画を監督で選ぶことが多いです。 誰が出演しているかよりも、誰が作ったかの方に興味があります。 さらに、気に入った映画に出会うと、まるでその監督と友だちになったような気さえします。 ピーター・ジャクソンやクエンティ…

ダ・ヴィンチ・コード

こんな映画を観た。 ソニー・ピクチャーズがメディアミックスでメガ・ヒットを狙う話題作。 原作が世界的ベストセラーになっていたので、すでにある程度のヒットは約束されていたんですが、トム・ハンクス(アメリカ代表)、 オドレイ・トトゥ、ジャン・レノ…

かもめ食堂

こんな映画を観た。面白い!楽しい!もっと観ていたい!! 昨日の「海猿」の反動かもしれないが、この作品があまりに豊かで面白い映画だったんで、興奮ぎみの師範代です。 デビュー作「バーバー吉野」が注目を集めた荻上直子監督。 2作目「恋は五・七・五!…

LIMIT OF LOVE 海猿

こんな映画を観た。 2004年の映画版第1作、そして2005年のTVドラマ版「海猿 UMIZARU EVOLUTION」に続く、「海猿」シリーズの映画版完結篇。 1作目では、まだ訓練生だった主人公・仙崎大輔(伊藤英明)が、今回は最前線の潜水士として沈没大型フェリー船で…

小さき勇者たち〜ガメラ〜

こんな映画を観た。 金子修介による「平成ガメラ3部作」は、いったんなかったことにしての仕切り直し「新ガメラ」。 1973年に一度上陸してギャオスと死闘したガメラが自爆死。 それから30年以上巨大生物は出現していないという平和な日本が舞台。 (昭和のガ…

インサイドマン

こんな映画を観た。 アカデミー賞受賞のデンゼル・ワシントンとジョディ・フォスターの共演。 監督は「ドゥ・ザ・ライト・シング」「マルコムX」のスパイク・リー。 ここ数作は小規模な作品が多かったスパイク・リーにとっては、ひさびさのハリウッド・メジャー…

トム・ヤム・クン!

こんな映画を観た。 「マッハ!!!!!!!」に続くプラッチャヤー・ピンゲーオ監督、トニー・ジャー主演によるアクション映画。 前作盗まれた「仏像」を今回は「象」に置き換えた安易なストーリーラインですが、アクションの中身は濃く熱くパワーアップしておりま…

明日の記憶

こんな映画を観た。 若年性アルツハイマーにかかった主人公を渡辺謙が演じている。 意外なことに映画初主演。 要は、韓国映画「私の頭の中のの消しゴム」の二番煎じ企画。 「消しゴム」が永作博美ドラマのリメイクだったことを考えると三番煎じ企画とも言え…

サウンド・オブ・サンダー

こんな映画を観た。 ピーター・ハイアムズ監督の最新作です。 約30年間に渡ってコンスタントに作品を発表し続けるハイアムズ監督。 よく言えば「職人監督」。悪く言うと「そこそこ監督」。 どんなジャンルの作品を撮っても、そこそこ見せる映画に仕上げてし…

嫌われ松子の一生

こんな映画を観た。 「下妻物語」で日本映画界のド肝を抜いたCMディレクター中島哲也監督の最新作。 役者の気持ちなど考えず、自分のビジュアル・イメージを構築するために鬼のような演出をするという中島演出は、保守本流の映画業界の人からはあまり評判よ…

タイフーン

こんな映画を観た。 世間的には、CMの「あなぁぁぁたぁぁぁがしゅきぃぃぃぃだからぁぁぁっぁ」のチャン・ドンゴン主演最新作ですが、師範代的には、男の熱き友情を描いた「チング 友へ」のクァク・キョンテク監督野の最新アクション大作ということで期待高…

ヒストリー・オブ・バイオレンス

こんな映画を観た。「スキャナーズ」で出会って以来ずっと追いかけている作家であるデビッド・クローネンバーグ監督の最新作。 ここ数作は、あまりに「あっちの世界」へ行ってしまった感があって一般的理解が及ばない孤高の作家というイメージがありましたが…

映画ドラえもん のび太の恐竜2006

こんな映画を観た。 1980年に長編映画版第1作として製作された「ドラえもんのび太の恐竜」を新しい声優陣とスタッフでリメイク。 世間的(主に大人)には、新声優陣の評判が悪いようですが、それは大山のぶ代のアニメ「ドラえもん」が「ドラえもん」だと思っ…

クラッシュ

こんな映画を観た。 第78回アカデミー賞でも、作品賞・監督賞・助演男優賞・編集賞・オリジナル歌曲賞 にもノミネートされている注目作。 「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本で注目を集めたポール・ハギスが監督デビューした作品です。 脚本家が監督になると…

美しき野獣

こんな映画を観た。 「マルチュク青春通り」で意外なブルース・リー遺伝子を発揮したクォン・サンウと「春の日は過ぎゆく」「オールド・ボーイ」で全く違う役を演じたユ・ジテという若手2大スターの共演作。 この作品は、邦題が「美しき野獣」とついていま…

フライトプラン

こんな映画を観た。 最新鋭のジャンボ旅客機内で突然失踪した娘。 誰にも信じられず、誰の助けもない中、最愛の娘を探して、機内で大暴れする気丈なヒロインにジョディ・フォスター。 予告編があまりにジュリアン・ムーアの「フォーガットン」な感じだったの…

ミュンヘン

こんな映画を観た。 1972年のミュンヘン・オリンピック。 パレスチナゲリラ「黒い9月」によるイスラエル選手団襲撃事件が起こる。 選手、コーチ、役員を含む11人の人質全員が死亡するという最悪の結果を受け、イスラエル政府は報復を決意。 諜報機関…

プライドと偏見

こんな映画を観た。 イギリスの映画会社ワーキング・タイトルが、古典「高慢と偏見」を映画化。主演は、「ベッカムに恋して」「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキーラ・ナイトレイ。 18世紀末のイギリスの田舎町を舞台に5人姉妹の恋の物語が展開します。女…

スタンドアップ

こんな映画を観た。 私なんか、と何度も思った。 お前なんか、と何度も言われた。 それでも、立ち上がってみようと思った。 (宣伝コピー) 公開前から「劇場版の予告編がいいなぁ・・・・」と思っていました。(テレビ版予告は全然本編内容と違うので注意!…

THE 有頂天ホテル

こんな映画を観た。 お正月の「古畑任三郎 FINAL3部作」は、毎夜20%以上の高視聴率を獲得。 「三谷ドラマは面白いが、視聴率がとれない!」というテレビ神話を打ち崩した三谷幸喜が、いよいよ満を持して発表する新作映画。 「ラヂオの時間」「みんなのいえ…

銀色の髪のアギト

こんな映画を観た。 森が人を襲うようになった300年後の地球。 眠りから目覚めた少女、彼女を守る少年、秘密兵器、兵器を狙う軍事国家・・・・・。 とここまで書けばわかる人はわかりますね。 これは「未来少年コナン」「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュ…

ドア・イン・ザ・フロア

こんな映画を観た。「ガープの世界」「サイダーハウス・ルール」「サイモン・バーチ」など原作小説が映画化されることが多い現代アメリカ文学を代表する作家ジョン・アーヴィング。 彼の自伝的小説「未亡人の一年」を映画化したもの(ただし、小説の前半部分…