タイフーン

eigadojo2006-04-04

こんな映画を観た。


世間的には、CMの「あなぁぁぁたぁぁぁがしゅきぃぃぃぃだからぁぁぁっぁ」のチャン・ドンゴン主演最新作ですが、師範代的には、男の熱き友情を描いた「チング 友へ」のクァク・キョンテク監督野の最新アクション大作ということで期待高まります!
「北」から「南」への亡命を認められず不幸な生い立ちをたどった主人公シン(チャン・ドンゴン)。
半島を核兵器で攻撃しようとするシンの計画を阻止しようとする韓国のエリート将校カン・セジョン(イ・ジョンジェ)の男と男の激突!

チャン・ドンゴンの目力の強さが全編を覆って暑苦しいことおびただしいですが、この暑苦しさがよいです。
日本映画が失ってしまった「暑苦しさ」がそこにあります。
追いかける側のエリート将校(イ・ジョンジェ好演!!)が次第にシンの行動に共感してゆくつくりも「暑苦しさ」炸裂です。
この作品が東映配給というのは、まったく正しい!
美しき野獣」の時も書きましたが、もはや東映映画の魂は、韓国映画の方に暑苦しく受け継がれているのであります。


例によって今回も勝手に邦題つけておきます。
「仁義なき爆弾野郎 半島壊滅1分前!」


亡国のイージス」などの日本製男組アクション大作に不満だった方々にはオススメしておきます。


http://www.typhoon-movie.jp/