劇場版仮面ライダーヒビキと七人の戦鬼
こんな映画を観た。
「仮面ライダー」初の時代劇。
テレビシリーズの「響鬼」から過去の「鬼戦士」の戦いを回想するという形で時代劇に入っていくという構成で、基本的な筋立ては黒澤明の「七人の侍」。
テレビシリーズの充実感に比べると多少物足りない劇場版という感じもありますが、今後、ライダーの劇場版に「なんでもあり」という新しい切り口を提示できたという点では、エポックメイキングな作品と言えるかもしれません。
「ご当地ライダー」という発想はかなりいい！
この切り口を戦隊モノシリーズに導入して、「地方戦隊県レンジャー」を実現してほしいものです。
余談ですが、某アイドルが変身する敵キャラに笑いました。あれは同じ石ノ森章太郎原作の「変身忍者嵐」のキャラ「血車党 魔神斎」じゃん！時代劇特撮つながりってことで、嬉しいリスペクト・シーンでした。（魔神斎ってキャラは、一部ではダース・ベイダーのモデルって説がありましたねー。）
同時上映は、「魔法戦隊マジレンジャーTHE MOVIE インフェルシアの花嫁」。
曽我町子女史のゲスト出演に驚いた！
テレビシリーズとあわせて観ると、やっぱあの敵キャラは、兄弟の父親だよなー。きっと12月あたりで「I AM YOUR FATHER!!」ってシーンがありそうです！
と思っていたら「響鬼」のテレビシリーズでプロデューサーが高寺成紀から白倉伸一郎に変わり、番組のテイストも大幅な変更がなされた模様。
それにともなって「劇場版」のBBSがたいへんなことになってます。
