ロボッツ
こんな映画を観た。
20世紀FOXの「アイスエイジ」のスタッフによる新作アニメ「ロボッツ」。
アメリカ版は、ユアン・マクレガー、ハル・ベリー、ロビン・ウィリアムスの豪華キャストが声をあてています。
師範代が観たのは、日本語吹き替え版。目的は主役の草なぎ剛でも矢田亜希子でもありません。
ビッグウェルド社長(アメリカ版でメル・ブルックスが吹き替え)役の西田敏行の声が聞きたかったのだ!
ずばりこのキャスティングは大正解!しょんぼりしている前半から、元気100倍になる後半まで西田局長の芸域の広さに圧倒されます。
「タイガー&ドラゴン」で落語を学んだ成果が吹き替えに十分生かされております。
映像的にはCG技術の長足の進歩が感じられます。
ロボットたちの錆びた金属の質感はかなりリアル。
ただし、動きの面白さを追求するあまり、ストーリーが希薄になっているのが残念。
やはりピクサーのアニメーションには及びませんでした。