映画な日々
こんな映画を観た。
6月に公開される「バットマン・ビギンズ」では主役をつとめるクリスチャン・ベールが、体重30キロ減量という入魂の肉体改造で役作り!やっぱ彼はいいねぇ。「サラマンダー」あたりからグングンよくなってますねー。
演技だけでなく、撮影もよい。全編バルセロナでロケしているのにロスにしかみえない。
「9.11」以降に描かれる消防士には、単なる「消化活動する人」という以上の意味がある。この作品で描かれる「火事」はそのまま「テロ」に置き換えられるし、「消防士」は「アメリカという国」そのもののことだ。ホアキン・フェニックス演じる若き消防士とそれを導く隊長・ジョン・トラボルタ。黒澤明が好きそうなモチーフでした。
- 交渉人真下正義
かなりがっかりした。だって「交渉人」が交渉しなくて現場に出かけてどうするよ!
本広克行という監督は、映像を作ることにには熱心だけれど、肝心のシナリオが読めない人なのでは?
いまさら「パトレイバー」やヒッチコックのパクリをやってもまったく新鮮味がありません。
韓国映画の「TUBE」は、思えばがんばっていました。
「トニー滝谷の本名は本当にトニー滝谷だった。」西島秀俊のナレーションですべてが決まり!
村上春樹作品の最良の映画化だと思います。
本当の孤独を知る人にオススメします。
- ブレイド3
シリーズを重ねるごとに悪くなっている。孤高のヒーローがチームを組んじゃだめでしょう。