ハリー・ポッターと炎のゴブレット

eigadojo2005-11-26



いまやワーナーの屋台骨を支えている大ヒット・シリーズの第4作。
毎回、いろんな試練がハリーたちを待ち受けている訳ですが、今回は、伝説の「三大魔法学校対抗試合」が復活。年齢制限で出場できないはずのハリーが、何故か代表選手に選ばれてしまって・・・・・・・
主演のダニエル・ラドクリフはもうすっかり大人の面構えになっていて、少年役をやれるのは今回が最後かなぁ・・・・・・。
映画のラストでは、次回作に予想されるキャスト交代を含んだ台詞が登場人物たちによって交わされます。


監督は、シリーズ初めてのイギリス人監督、「フォー・ウェディング」「モナリザ・スマイル」のマイク・ニューウェルが起用されてますが、特に英国風が強調されているというより「ラブストーリー」なタッチが強調されておりました。要は魔法を使っても「恋」はままならないとお話でして・・・・・・・・。


音楽がジョン・ウイリアムスからパトリック・ドイルに変わっておりますが、おなじみのテーマだけは、モチーフを流用しておりました。「ゴジラ」が伊福部サウンドから逃れられないのと同じかな・・・・。


今回の「通の笑いどころ」は、エンドタイトル!
通常、動物が出演している映画には、
「no animals were injured in the making of this film」という一文が必ずで出来ます。
意味は「この映画の製作においていかなる動物も傷つけられていません。」という断り書きなのですが、この作品では、こう書いてあります。
「no dragons were injured in the making of this film」
たくさん出てくる(CGの)ドラゴンは傷ついていないという製作者側からの洒落です。
エンドクレジットの最後の最後に出てきますのでお見逃しなく!
ちなみに、梶尾真治さんの『波に座る男たち』でも同じギャグが出てきます。カジシンさんの方がハリウッド大作映画より先だったことは、ここに強く強調しておきましょう!


http://www.gobletoffire.jp/