アイランド
こんな映画を観た。
「パールハーバー」「アルマゲドン」と底抜け超大作を撮らせたら今のとこ世界一の迷監督・マイケル・ベイの最新作。
今回の世界観は、ジョージ・ルーカスのデビュー作「ＴＨＸ−１１３８ ４ＥＢ」にそっくり。
「ブレードランナー」以降の未来世界は、アジア風カオス的世界観が主流になっていたので、このクリーンな70年代SF的な未来描写は逆に新鮮でした。
管理された「１９８４」的な世界から脱出を試みる主人公を、先日、兄弟弟子をリンチしてダークサイドに叩き落したばかりのオビワン（ユアン・マクレガー）が演じております。今回はクローン人間です。
ハリウッド大作らしく、ＣＧによる未来世界、カーチェイス、銃撃戦など見せ場はたっぷりです。
ストーリーが停滞しそうになるとアクションを入れるという構成もへったくれもないストーリー展開が、ある意味開き直っていて見事。
この際、マイケル・ベイには「平成のジョン・ギラーミン」への道を爆走していただきたい！
予告編でストーリーをばらしすぎという気もしましたが、アメリカ人は難しい理屈など苦手なので、このくらいでちょうどよいのかも・・・・・。（よいのか？）
特筆すべきは、スカーレット・ヨハンソンの色気！いつも妙に濡れている唇がセクシー！！
彼女を魅力を見せてくれただけで、マイケル・ベイえらい！
師範代フェイバリット俳優スティーヴ・ブシェミも、クローン人間に関する秘密を一気にばらしてしまうというナイスなキャラで登場します。お見逃しなく！
