CMの話
最近がっかりしたCMは、「東京海上日動火災」のスマップのCM。
スマップ全員（中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾）が共演する1回だけの90秒CM（http://news.goo.ne.jp/news/nikkan/geino/20050604/p-et-tp0-050604-0007.html）ということで、あおりのティーザーCMまで流しておきながら、盛り上げるだけもりあげて、あの内容かよ！
いまどき車でサッカーやる程度のCMで視聴者が驚くかよ！がっかり！
文句を言っても、CMを観てしまったこちらの負けなのだけれど、確実にスマップや、「東京海上日動火災」への印象は悪くなったぞ！（毒）
まぁ、これはスポンサーやスマップの責任ではなく、広告を作った人たちが責められるべきことですね。
さて、師範代がいま注目しているのは、柳葉敏郎と児玉清が共演する「大豆ノススメ」のCMです。
納豆を食べる柳葉の部屋に突如現れる「アタック25」口調の児玉清！
「はいッ！正解は『大豆ノススメ』！」言い切る児玉清がいい！
児玉清という役者さんは、「フツー」なおじさんというイメージを持ちながら、どこか奥底に狂気を秘めたところがあって、このCMは、その児玉清らしさを見事に抽出しております。
ただ、欲を言えば、相手役は柳葉でないほうがよかった。
このCMのポイントは、「日常」に侵略してくる児玉清の「狂気」なので、柳葉が最初に登場することで、どうしても「日常性」が希薄になってしまうのだ。「ああ、またギバちゃんの例の演技だね・・・・」ってことで・・・・・。
師範代がキャスティングするならば、荒川良々か坂本真（師範代、いま注目の俳優！『花とアリス』の落研の人）あたりのフツーな人がよかったなぁ・・・・・・。
余談ですが、児玉清さんは、相当な「本好き」の人です。
NHK-BSの「週刊ブックレビュー」に月1回程度出演していますが、話の端々に「読書家」の片鱗が垣間見えます。
児玉さんが好きな本のときは、少し暴走気味にオススメする過剰な姿勢もいいです。
1冊の本を数人でクロス・レビューするこの番組は、師範代の結構好きな番組。
「制作者たちが、本好きなんだなぁ・・・・・」と感じさせてくれる良心的な番組です。
NHKがこのスタイルで映画評の番組を作ると面白いのに・・・・・。
児玉さんに関しては、こんなページもあります。笑えます！
http://members.at.infoseek.co.jp/koba84/goroku.htm
「その通りっ！」
「なぜ角を獲らない」
「遅いっ！」
