アカルイミライ
黒沢清監督の最新作。この作品は今週開幕のカンヌ映画祭(http://www.festival-cannes.fr/)のコンペ部門に参加しております。
ハイビジョンとデジカメで撮影された映像は、あえてざらつかせた処理がされているようで、「回路」っぽい映像に近くなっております。
ストーリー的には、ある「事件」によって残された人々の「その後」を描いている訳で、「CURE」の続編という見方もできるかもしれません。
「絶望」を知らずして「希望」は来ないというのが、黒沢作品の基調なので、この作品のラストもそういうテイストです。ある意味「絶望的な未来」を暗示するものと言えるかも・・・・・・・。
オダギリジョーはなかなかよかったです。クラゲも!