妖怪馬鹿

at 2002 02/24 17:07

こんな本を読んだ。
ヲタク対談本「ナカヨシ」の中で岡田斗司夫が誉めていた妖怪座談会本。
話者は、京極夏彦(妖怪小説家)、多田克己(妖怪研究家)、村上健司(妖怪探訪家)の3人。
単なるオカルト話ではなく、妖怪を博物学社会学など多岐にわたる学問の集積として語ろうという試みがとても面白かったです。
本文挿絵として、元来デザイナーでもある京極氏のパロディ漫画が収録されております。水木しげるあり、諸星大二郎あり、永井豪あり。相当に達者な絵に大笑いできます。
京極氏の小説は読んだことないので、(あの分厚さを見るとちょっと躊躇するよなぁ・・・)今度チャレンジしてみよう。