徳川刑罰史牛裂きの刑

こんな映画を観た。

自由が丘武蔵野館でのカルト映画大会。
この作
品は、「日本のピーター・ジャクソン」との誉れも高い牧口雄二監督作品。長崎奉行高坂主膳(汐路章)によるキリシタン弾圧に名を借りたサディスティックな刑罰ショーと小悪党捨蔵(川谷拓三)が女郎を足抜けさせ、美人局をやったあげく、鋸挽きの刑で死ぬまでの人情ドラマの2部構成。
とにかく圧巻は、前半部の汐路章長崎奉行。普通のドラマだったらラストにやられて観客の溜飲を下げるところだが、「この後この男は出世した。」と締めくくる悪意に満ちたラストにビックリ!