トゥームレイダー

at 2001 09/19 13:21

こんな映画を観た。

全世界で大ヒットしているゲームソフト「トゥームレイダー」シリーズ。主人公ララ・クロフト役には、デミ・ムーアなど名だたる女優の名前があがりましたが、射止めたのはアカデミー女優・アンジェリーナ・ジョリー。
総製作費１億ドルをかけた超大作は、女性主演映画としてのオープニング３日間の記録４７７３万ドルをたたき出しました。（それまでの記録ホルダーは、「チャーリーズ・エンジェル」が持つ４０１２万ドル）

ストーリーをくどくど説明するよりズバリ「女版インディ・ジョーンズ」です。
インディには無かった「お色気」もプラスされているという点が、ボンクラ映画好きにはポイント高いねー。

要は、ＣＧをめいっぱい詰め込んだ昨今のドンパチ映画ではあるのですが、ジョリー姐御の存在感が、いい「重し」になっていて、映画の流れに緩急をつけています。
編集が滅法うまく、ジョリーがかなり動きのいいアクション・スターにみえます。（監督は「コンエアー」「将軍の娘」のサイモン・ウエスト）

この映画の成功の半分以上は、ジョリーをララ・クロフト役にキャスティングしたことでしょう。ＣＧの嵐に対抗できるのは、やはり人間の存在感だけだということでしょうか？

大ヒットすれば当然続編という訳で、すでに２作目の脚本も準備中。インディジョーンズばりに３作ぐらいはつくられるかもしれませんが、２作目以降に魅力的なサブキャラあるいは敵キャラが出なければ、「ハムナプトラ」と同じような轍を踏むことになるでしょう。

続編にはララ・クロフトのライバル役で、チャン・ツィイーの女盗賊を希望しときます。是非！