2001-09-15 ブロウ movies こんな映画を観た。 実在のドラッグ・ディーラー・ジョージ・ユングの半生を、ジョニー・デップが演じる。 のし上がってゆく過程のさまざまなドラマは、面白いが、結局はホームドラマに収束してしまうところが、映画を小さくしている気がした。 せっかくペネロペ・クルスをキャストしているのに、「ギャーギャー」騒ぐだけの嫌な女としてしか描いていないのが残念。 ラストに実際のジョージ・ユングの姿も流れるが、虚実を巧く描いていないので興ざめだった。