けものがれ、俺らの猿と

at 2001 08/06 23:50

こんな映画を観た。
町田康の原作を、ドラゴンアッシュやスガシカオのミュージッククリップを手掛けてきた須永秀明が初監督。
売れない脚本家（永瀬正敏）の元に映画の脚本を依頼に来た怪しいプロデューサー楮山（小松方正）。
金に困ったていた脚本家は、その依頼を受けてしまうのだが・・・・・。
とにかく出てくる役者がくせものばっかり。過激演説家・鳥肌実、ドラゴンアッシュの降谷建志（意外な好演）、そして「マンガ道場」の車だん吉、さらにはツートンカラーの不思議な大仏などなど。
やはり一番のくせものは、プロデューサー役の小松方正。やりすぎない押さえた演技の中での怪しさが光ります。さすがキャリアの差！！（竹中直人に見せたいです。あんたいつもやりすぎ！！）
めちゃくちゃな話を独特の映像でつないでいるので、好き嫌いがありそうな作品。レイトショー向きの作品でしょう。渋谷のシネクイントでは、昼間も上映してますけど・・・・・・。