また諸星大二郎作品が映画化！

独自の作風でＳＦ伝奇作品を数多く発表している漫画家・諸星大二郎さん（５６）の代表作「壁男」が、俳優・堺雅人（３２）の主演で映画化されることが４日、分かった。
札幌在住の早川渉監督にとっては第２弾長編で、すでに札幌市内でクランクイン。
撮影は順調に進んでおり、５月のカンヌ国際映画祭への出品を目指す。
５年前からこの企画を温めていたという札幌在住の早川監督。
清水崇監督「呪怨」などジャパンホラーがハリウッドでも人気を呼んでいる中、「今回は札幌という純日本的な空間では全くない場所を舞台にしてみたい。今までにはない、情緒的なものを排したクールで乾いたトーンの、新しい恐怖映画、ファンタジー映画になればいいな、と考えています」と、札幌発のホラー映画への意気込みを語った。
壁の中に住んでいる、人間とも妖怪ともつかない奇妙な生き物。
壁の中からじっと人間の生活を見ているという彼らの存在には、テレビが重要なかかわりを持っている―。
そんなうわさを聞きつけた「仁科」は、テレビ番組のリポーターをしている恋人の響子に「壁男」の話をする。
番組で「壁男」を紹介したところ、さまざまな怪現象が起き始める―。
「仁科」を演じる堺は、「不思議な物語で、いろいろな解釈ができるんですが、自分の中ではあいまいなところはあいまいにしておこうかと。
仁科は徐々に狂気に走っていく男なんですが、むしろ普通の部分を大切に演じていきたい」と新作への意気込みを話した。
また恋人・響子は小野真弓（２４）が演じる。
１月２７日に札幌でクランクイン。
今月中旬まで全編北海道ロケになる。
スタッフは５月のカンヌ出品をにらんで撮影中。
全国公開は今秋の予定だ。
(報知新聞）

時代は諸星大二郎だぜ！
「奇談」に続いて「壁男」が映画化です。
日本映画界は、諸星ブームなのか？
いつの日か「暗黒神話」がスクリーンで観れる日が来るのか？
誰もやらないのなら、いつか俺が映画化したいぞー！
50億円ぐらい誰かくれないか？

札幌大学のＨＰでは撮影の模様がリポートされてます。
なんか自主制作映画の臭いがプンプンします。いいねー！
http://www.sapporo-u.ac.jp/whats-new/060131_kabeotoko.html