ダーク・ウォーター
こんな映画を観た。
さすが「モーターサイクル・ダイアリーズ」のウォルター・サレスです。
間違いなくオリジナルの「仄暗い水の底から」よりよくなっているし、映画としての格もあがっています。
リメイクとはかくあるべきというお手本のような作品です。
ホラー映画というより、母と娘の物語に絞ってストーリーを再構築したところが勝因。
オリジナルでは出てこなかったヒロイン(ジェニファー・コネリー)の母に捨てられたトラウマを軸に展開することで、娘への思いがより強固に描かれています。
さらには、子役(アリエル・ゲイド)の驚くべき演技力!
ラスト5分の彼女の表情はすごい!
ダコタ・ファニングもうかうかしていられない大物女優の誕生です。