風雲!韓国映画界

eigadojo2005-06-30

韓国映画界すったもんだ 監督「ギャラ高い」俳優「謝れ」
韓国の人気映画監督、康祐碩氏がトップ俳優の実名を挙げてギャラの高騰を痛烈に批判する一方、名指しされた俳優が謝罪を要求、「韓流」の中心である同国映画界の「内紛」(韓国紙)として波紋が広がっている。
康監督は韓国で大ヒットした「シルミド(実尾島)」などの作品で知られるヒットメーカー。6月23日、韓国メディアとの懇談で人気俳優を名指しし「韓国俳優はカネのことばかり考えている」とぶちまけた。
さらに康監督は、俳優の所属事務所が「共同制作」に名を連ね莫大(ばくだい)な収益を得ていると批判。日本でも人気の韓国映画だが、最近は大作の興行失敗も目立ち、康監督は「このままでは映画界全体が共倒れだ」と訴えた。
一方、名指しされた俳優ソン・ガンホさんとチェ・ミンシクさんは直ちに会見を開き「まるで不当な要求をしているかのようにののしられた」(ソンさん)と反発、康監督に謝罪を要求した。
ソンさんとチェさんはいずれも演技派として人気のトップ俳優だけに、一般紙も「スター権力と制作権力の衝突」(中央日報)と報じた。
康監督は6月29日、「俳優のイメージを失墜させたのは遺憾」と謝罪の意向を示したが、28日には韓国映画制作家協会が「スターの権力化が映画産業発展の障害」とする決議文を発表しており、騒動の余波はしばらく続きそうだ。
(産経新聞


チェ・ミンシック−ソン・カンホ、カン監督に謝罪要求
トップスターらが高額のギャランティーを求めていることや芸能プロダクションが収益持分を要求していることをめぐり、映画制作者協会とプロダクションが対立しているなか、トップスタ崔岷植(チェ・ミンシック)、宋康昊(ソン・カンホ)氏らが、29日「『シルミ島(実尾島)』、『公共の敵−2』を演出した康祐碩(カン・ウソック)監督が名誉を傷つけた、とし謝罪を求めた。
チェ、ソン氏らは同午前、記者会見し、今月23日にカン監督が日刊紙の記者に会って、自分たちの実名を取りあげ、映画制作者とプロダクションの対立を触発させた張本人のように説明し、そうした事実がA紙に報じられたため、名誉が傷つけられた」と主張した。そして「カン監督が早期に謝罪したり、納得できる釈明をしなければ、法理的解釈に基づいた対応策も講じる考え」だとした。
A紙は、カン監督の話として「映画制作の際、チェ氏がギャラだけでなく制作会社の収益持分を要求したため、俳優を交代させたことがあり、ソン氏の場合、私が俳優に制作持分を渡さないとのことをよく知っているため、私に会おうとしない」と報じた。
チェ氏の所属事務所「ブラボーエンターテイメント」のパク・ジェヒョン代表は「映画と関連しカン監督に会ったことが一度もない。また、アイテム会議の段階から参加し、すべての経費とスタッフのボーナスを除いた収益の4%を受けることで、制作会社と合意したが、後ほど制作会社が持分を支給できないとし、契約が決裂した」と説明した。
また、ソン氏は「シネマサービスからこの4年間、作品の交渉が一度もなかった」とし「監督のコメントは、論理的に考えて、事実ではない」と反論した。それらは「映画界の大先輩であるカン監督と戦おうとしているのではなく、監督の事実わい曲とそれによる是非をわきまえたいとのこと」だと付け加えた。
カン監督が所属しているシネマサービスのパク・ヨンモク常務は「カン監督としては、最近の映画界の状況と関連し、チェ、ソン氏らの名誉を傷つけるつもりは全くなかった」とし「状況が浮き彫りになって、映画界の対立の本質がわい曲されるのが懸念される」と話した。
中央日報


チェ・ミンシック−ソン・カンホ氏ら「監督の謝罪受け入れる」
俳優・崔岷植(チェ・ミンシック)・宋康昊(ソン・カンホ)氏らは30日午後、マスコミ各社あてに送った「康祐碩(カン・ウソック)監督の謝罪文に対する立場」というタイトルの電子メールを通じて「カン監督の謝罪の言葉を受け入れたい」と伝えた。
電子メールは「カン監督の発言と実名公開で引き起こされた今回のことが、献身的に働いている数多くの映画関係者の努力に迷惑をかけないことを願っている」とし「多くの人々にさらに近づく契機にする考え」だと付け加えた。
中央日報

どちらが真実を語っているかは、「藪の中」ですが、チェ・ミンシクソン・ガンホの「韓国映画怖いおっさん」ツートップに恫喝されたら、やっぱすぐあやまっちゃうよなー。
この二人の俳優を知らないというふとどきものは、「オールド・ボーイ」(チェ・ミンシク主演、見せ場は金槌ファイト!)と「殺人の追憶」(ソン・ガンホ主演、空中飛び蹴り!)をすぐに借りて観なさい!

ペ・ヨンジュンチャン・ドンゴンイ・ビョンホンウォン・ビンらの若僧が「韓流四天王」とか呼ばれておりますが、「エイガドージョー・ドットコム」的には、チェ・ミンシクソン・ガンホソル・ギョング、アン・ソンギの個性派4人こそが「リアル四天王」なのであります。怖ぇーぞー!この4人は!