ベルリン映画祭閉幕

eigadojo2005-02-20

 第55回ベルリン国際映画祭の各賞が19日発表され、最優秀作品賞の金熊賞にオペラ「カルメン」を映画化した南アフリカ映画「U−カルメン・イン・カエリージャ」(マーク・ドーンフォードメイ監督)が選ばれた。南アフリカ映画の金熊賞受賞は初めて。
 審査員特別大賞の銀熊賞は顧長衛監督「孔雀」が受賞した。
 監督賞は「ゾフィー・ショル 最後の日々」のマルク・ロートムント監督に贈られた。
 同作品でヒロインを演じたユリア・イェンチは女優賞を受賞。
 男優賞は「サム・サッカー」のルー・テイラー・プッチが受賞した。
 山田洋次監督の時代劇「隠し剣 鬼の爪」、俳優のイッセー尾形昭和天皇を演じたアレクサンドル・ソクーロフ監督「太陽」は受賞を逃した。
(ロイター)

カルメン」の映画化っていったい何度目だよ?って感じですが、南アフリカ(ドイツの次はこの国でサッカーワールドカップが開催です。)に着目するとは、ベルリン映画祭の目利きもなかなかなものです。
「映画は政治なのだよ・・・フフフフ」という声が聞こえてきそうな・・・・・。
http://www.berlinale.de/