マッチ工場の少女

at 2003 05/20 08:04

こんな映画を観た。

アキ・カウリスマキの1990年作品。
ストーリー的には救いのない暗い話なのですが、全編に漂う妙にユーモラスな感覚が面白い。
台詞が極端に少なく切りつめられていて静かな映画だけど、まったく退屈しなかったです。
前に「浮き雲」をビデオで見た時は、いまひとつシンクロできなかったのだけれど、カウリスマキ映画はその「静かさ」を体感できる劇場で観てこそ、その良さがわかるのだと実感しました。