リベリオン

リベリオン -反逆者- [DVD]
こんな映画を観た。
以下の文章は雑誌「モコス」に発表したものです。

今回は、今年の3月にひっそりと公開された1本の映画について語りたい師範代であります。東京地区でもたった2週間の限定公開、もちろん熊本では未公開となった幻の傑作SFアクション映画!!その名は「リベリオン」!!

舞台は第3次世界大戦後の近未来。超管理国家体制となった世界は、人間のあらゆる感情を抑止する薬「プロジウム」を開発。国民はこの薬を毎日投薬することを義務づけられ、感情を抑圧して生活しています。感情を持つものは、国家に対する反逆者として、「クラリック」と呼ばれる秘密警察に厳しく処罰される実にこわーい世界。この「クラリック」のエリートだった主人公プレストンは、ある日、誤って「プロジウム」の瓶を割ってしまい世界の「真実の姿」を知ることになるのですが・・・・・・・・・。

主人公プレストンを演じるのは、今年ドラゴン退治大作戦映画「サラマンダー」の名演技で、「師範代的主演男優賞」に当確となった若手有望な俳優クリスチャン・ベール。「クレリック」の非常なキリング・マシーン・キャラから「真実の姿」に目覚めて苦悩する人間らしいキャラまで複雑な役を、見事に演じております。
プロデュースは、「スピード」「ツイスター」などの大作映画をヒットさせているヤン・デ・ボン。監督は「トーマス・クラウン・アフェアー」などの脚本家カート・ウィマーです。

師範代がなにより観てほしいポイントは、この映画オリジナルとして開発されたまったく新しい武術<ガン=カタ>です。資料によりますと「銃撃戦の統計学分析を元に、敵の死角に身を置き、剣道、空手をはじめとする東洋武術と銃の技術を融合させ瞬時に相手を倒す映画史上最強の戦闘スタイル」だそうです。なんかもっともらしい設定が、師範代の「中学生魂」を刺激して止みませんぞ!そう!この映画は「燃えよドラゴン」と「男たちの挽歌」と「ブレードランナー」の師範代好きな映画いいとこどりのハイブリッド作品なのです。
要は銃(ガン)と空手の型(カタ)の融合なのですが、2丁拳銃を発砲しながら空手の動きで敵を倒すというありそうでなかった攻撃スタイルに、映画後半は動体視力がついていけないほどのスピード感あるアクションが連続します。
マトリックス・リローデッド」の難しい単語の羅列についていけなかった諸君!この「リベリオン」には難解な点は皆無だ!安心して楽しめる痛快アクション作品だぞ。やっぱ映画は2丁拳銃だよ!
DVDリリースは、10月24日だ!ショップへ走れ!

映画「リベリオン」の公式ウェブサイト 
http://www.amuse-pictures.com/rebellion/