千葉ちゃん語録!

at 2003 03/09 09:56

1時間半のトークショーの中身を少しご紹介!

●千葉ちゃんはタランティーノのことを「クエンティン」と呼ぶ。「クエンティンは深作監督と同じ永遠の子供です。」

●千葉ちゃん、深作監督、クエンティンですすめていた映画のプロジェクトは確かに存在した。脚本が難航して深作が「バトル・ロワイヤル」に入ってしまったために一旦凍結。「バトロワ2」の後に再開する予定だった。

●「仁義なき戦い・広島死闘篇」では、当初、北大路欣也の演った山中の役をやる予定だったが、撮影直前に深作監督の意向で伝説の「狂犬・大友勝利」役に変更された。

●千葉ちゃんのターニング・ポイントには、かならず深作監督がからんでいる。主演第1作は、深作監督のデビュー作「風来坊探偵 赤い谷の惨劇」だし、「キーハンター」も「影の軍団」も最初は深作さんがからんでいる。

●千葉ちゃんにハリウッド行きをすすめたのは高倉健だった。当時、「ザ・ヤクザ」などでハリウッド映画進出を果たしていた健さんは、千葉ちゃんの可能性を高く評価していた。

●ハリウッドに渡って9年になるが、当初「出稼ぎ」と見なされて、なかなか門戸を開いてくれなかった。ここをメインに活動するという意志を認めてもらわないと俳優協会にも入れない。

●移民局の窓口の人が千葉ちゃんのファンだったので、なんと8ヶ月でグリーン・カードが取得できた。

●「キル・ビル」は、クエンティンが好きなことをぎっしり詰め込んだ映画。撮影は4ヶ月押しで終了し、今仕上げの作業に入っている。

●「キル・ビル」の企画書は、たった4行だった。しかし、それから映画が実現するまで6年近くかかった。

●「キル・ビル」のユマ・サーマンの殺陣は、千葉ちゃんと千葉ちゃん娘の真瀬樹里(まなせじゅり)がつけている。(娘は野際陽子に激似!)

●「キル・ビル」のラストは、リューシー・リューの○○が○○するものすごい映像になってます。(ああ!ネタバレだよ千葉ちゃん!!)

●ロサンゼルス・センター・スタジオ(「T3」「猿の惑星」「チャーリーズ・エンジェルなどのSFXを担当)のアジアでの権利を千葉ちゃんが取得、今後日本映画のSFXでも使用できるようプロデュースする。

●ロサンゼルス・センター・スタジオは、映画学校も運営しており、千葉ちゃんも講師をつとめている。「映画のために、人を育てたいのです。」

●「バトロワ2」が終わったら深作健太もハリウッドでの武者修行に行くことになる。「約束しました!」

●千葉ちゃんの映画に対する基本は「愛と感動」。どんな見せ物映画でもキャラにこの「愛と感動」を生むキャラクターがなければならないというのが信念。