学校の怪談G

at 2003 02/23 09:11

清水崇監督が、1999年の「呪怨」(ビデオ版)での長編デビュー以前の1998年に監督した短編を観ました。
関西テレビ製作の「学校の怪談」シリーズの中で製作されたもので、短編「片隅」「4444444444」の2本。
すでに「呪怨」の構想は監督の中にあったようで、「呪怨」の番外編とも言えるエピソード2本です。(例のとしおくんも登場!)
日常的な描写を積み重ね、最後の短いショットで「ゾッ!」とさせる手法は、すでにデビュー時から確立されていていたことがわかります。
昨今の日本のホラーブームは、こういうテレビ版やオリジナル・ビデオで習作重ねた結果ともいえるので、このあたりのチェックも必要かと思います。

凹さんビデオ貸してくれてありがとう!