ザ・ロイヤル・テネンバウムズ宣伝戦略
at 2002 08/27 10:17
ディズニー作品の配給がメインのブエナビスタですが、「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」は恵比寿ガーデンシネマなど単館系での公開ということもあって、「アメリ」並のおしゃれな宣伝戦略を展開するようです。
その1 劇中、マーゴ(グイネス・パルトロウ)が着ているラコステのワンピースを限定発売。
その2 ハードロックカフェ、八芳園で映画にちなんだオリジナル・メニューを提供。
その3 銀座三越店のラコステ・コーナーで「テネンバウム家」のミニチュアを展示。(8月24日から1週間)
その4 チラシに有名人の「感動コメント」を掲載。小堺一機、中谷美紀、夏木マリ、松尾スズキ・・・・・・。
詳しくはこのオフィシャルサイトで・・・・。なお、フラッシュが必要です。
http://www.movies.co.jp/royal/
1人でも多くの人に見てもらうためには、この宣伝戦略が間違っているとは思いません。でも、「喪失感」が大きなテーマになっているこの作品で、実にノンキなキャンペーンだよね。
この映画は「痛い映画」です。ホントにこの映画に感情移入できる人は、きっと上記のようなキャンペーンは大嫌いだと思われます。
「ケッ!またオシャレなだけの恵比寿ガーデンの映画かよ!」と思わないで、是非、あなたには観に行ってほしいものです。