ピンポン

こんな映画を観た。

窪塚洋介主演の話題作。試写会場には実に女性がたくさん来てました。
「タイタニック」のＣＧを担当した実績をもつ曽利文彦監督が、デジタルハイビジョンで作った映画ですが、どちらかと言うとデジタルより若い役者の魅力でもった作品。
脚本は「ＧＯ」の宮藤官九郎。群像劇としてのキャラクターを巧く料理して２時間にまとめている力量はたいしたものです。
しかし、「悪くない」という感想で「好きな作品」とまで気持ちが高まらないのは何故だったのだろう？
中村獅童（ドラゴン）と大倉孝二（アクマ）のキャラに比べ、主演の二人（窪塚、ＡＲＡＴＡ）にシンクロし切れなかったのが原因か？
特にクライマックスから世界大会へと展開する最後のパートがくどいと感じてしまったのは俺だけか？
総じて世間の評価は高い作品なので、必見であることは間違いない。俺が乗り切れなかっただけか？