マッリの種

こんな映画を観た。

インドでは、撮影監督として知られるサントーシュ・シヴァンの初監督作品。国際映画祭で観たジョン・マルコビッチが気に入って世界配給のバックアップをしている。
1991年にインドで起きたラジブ・ガンジー首相暗殺事件をモチーフに、テロリストとして育てられた少女が、さまざまな出会いを通じて、徐々に人間らしさを獲得していく姿を描く。
サスペンス風のストーリーなのに妙に自然派の語り口でそのギャップが面白い効果を生んでいた。森田芳光の静かなテロリスト映画「ときめきに死す」を思い出した。
マッリ役のアイーシャー・ダルカールは、「スターウォーズ・エピソード2」でナブーの新女王を演じております。白塗りで!