ゴジラモスラキングギドラ大怪獣総攻撃

こんな映画を観た。
平成「ガメラ」３部作を完成させ、ついに本家ゴジラの監督に指名された金子修介監督。積年の思いを爆発させたような劇辛のゴジラ映画となった。
日本を襲うゴジラに立ち向かう伝説の護国聖獣キングギドラ、モスラ、バラゴン！
劇中、「ゴジラは生物学的存在ではなく第２次世界大戦の英霊の残留思念だ」との表現があるが、それを検証できないように、巧くシナリオを構成してあるのはさすが！
とにかく人が死ぬ死ぬ死ぬ。ゴジラ映画でここまで直接人の死を描いたのは初めてと言える。これ以降ゴジラ映画を作りにくくしてしまったという意識は東宝側にはないだろう。金子監督の作戦勝ち！
新山千春はいいとしても、宇崎竜童の滑舌の悪さはひどい！この役には大地康雄を希望する！