劇場版ガオレンジャー＆仮面ライダーアギト

こんな映画を観た。
「劇場版　百獣戦隊ガオレンジャー　火の山、吼える」
人気戦隊シリーズの劇場公開版。
タイムスリップで異次元の火山島にたどり着いたガオレンジャーたちは、島の人々を助けるために立ち上がるという劇場版オリジナル・ストーリー。なんか三池崇史の撮った博物館用映画みたいな感じでした。元・光ゲンジの大沢樹生の暑苦しい存在感が映画の内容と妙にフィット！
ヒーローが画面から観客に語りかける手法は、３０年近く前「飛び出す立体映画仮面の忍者赤影」のころから行なわれてた東映得意のメタフィクション・テク。
「赤影」公開当時は、入場者に赤と青のセロハンが貼られた紙製の赤影の仮面が配られ、映画の中の赤影の指示で、劇場のみんなが全部仮面をつけるという仕掛けになっていたのですよ。劇場全員が赤影！さすが東映！！
フィクションと現実の境界が曖昧になる瞬間を面白いと思う師範代の傾向は、思えばあの頃からであった・・・・・三つ子の魂百まで！
「劇場版　仮面ライダーアギト　ＰＲＯＪＥＣＴ　Ｇ４」
自衛隊が秘密裏に開発した「Ｇ４」という仮面ライダーシステムを巡ってのハードな物語。命を削りながら闘う「Ｇ４」を装着する自衛隊員役の唐渡亮￥tと非情な女司令官を演じる小沢真珠が子供番組とは思えないガチンコ演技。
もう少し長い上映時間で観てみたかった気もする。ハイビジョン・システムの映像もかなり観やすい色調だった。
特別出演の藤岡弘が若いライダーにエールを送るシーンが見どころ！
エイガドー