テロの影響ショウビズ界へも

at 2001 09/13 09:17

アメリカでの同時多発テロが、エンターテインメント業界にも影響を与えています。
アーノルド・シュワルツェネッガー主演で10月5日に全米公開予定だった「コラテラル・ダメージ」が延期。(爆弾テロで妻子を失った消防士の復讐物語)
来年5月全米公開予定の「スパイダーマン」も大幅な変更を余儀なくされる見通し。(ワールドトレードセンターがアクションの舞台。同ビルを背景に使ったポスターも回収となった)
ギャラクシー・クエスト」のティム・アレンの新作「Big Trouble」も公開が延期。(テロ計画に結びつく不審なスーツケースめぐるコメディ)
日本でも、金曜日に日本テレビ系列でオンエアー予定だった「ダイハード3」(ニューヨークでの爆破事件が描かれる)が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に差し替えられました。

はじめて本国での戦争状態を経験したアメリカ。今後の映像表現へも影響が出てくると思われます。少なくとも、ブラッカイマーが作るような「ビッグバジェット・デザスター映画」をノンキに楽しめなくなったことは確か。