栞と紙魚子と夜の魚(しおりとしみことよるのさかな)

at 2001 08/27 05:59

こんな本を読んだ。

師範代が最も好きな漫画家・諸星大二郎の最新刊。
この「栞と紙魚子」のシリーズは、彼の作品群のなかではちょっと異質なコミカルな怪奇ものシリーズで、この本で4作目になります。
出てくる登場人物が全部まともじゃなくて笑わせてくれます。

諸星は、絵にかなりクセがあるので、好き嫌いはあるでしょうが、(小説も含めた)日本のSF界における巨人と言っていい作家です。
未読の方は「妖怪ハンター」あたりからお読み下さい。
師範代のフェイバリットは「暗黒神話」です。(これは超傑作!)