キス・オブ・ザ・ドラゴン

キス・オブ・ザ・ドラゴン [DVD]
こんな映画を観た。
製作・脚本リュック・ベッソン、主演ジェット・リーのパリを舞台にしたアクション作品。
両者ともに鳴り物入りでハリウッドに進出しつつも、あと一歩の爆発に至っていないフランスと中国の映画人が、力を合わせた天下盗りの野心的作品。
東洋に対するステレオタイプ描写は、ある意味、意図的なものでしょう。針をつかってのアクションは、「必殺」からの引用か?
SFXに頼らずにジェットのスピードを見せようという演出は、ハリウッドより上だが、ストーリーは単純なもの。(原案はジェット自身)。
ヒロインのブリジット・フォンダとジェットが心を通わせていく描写が、やはりフランス映画のノリです。