あの頃ペニーレインと

at 2001 03/19 13:43
あの頃ペニー・レインと [DVD]
こんな映画を観た。
ザ・エージェント」のキャメロン・クロウ監督が「ローリング・ストーン」誌の記者時代の体験をもとにつくった自伝的な作品。
15歳ロック・スターのツアーに同行取材した少年ウィリアム・ミラーの目を通して描かれる1973年・・・・・。
使用されている音楽や当時のファッションの再現などは、ほぼ完璧。演技陣も有名どころを廃したリアルなキャスティングです。
間違いなく近年のアメリカ映画の中では最高の部類に入る完成度の高い映画でした。が・・・・・・・なにかが足りない気がします。それが何かはまだわかりません。自分と監督のロックに対する考え方の違いなのでしょうか?クロウ監督の70年代へ対する「痛み」みたいなものが、師範代とは違うのでしょうか?
最後まで映画に入り込めず、悲しい気分で劇場を出た師範代でした。是非、音楽好きの方は感想を聞かせて下さい。