犬神の悪霊

at 2001 01/23 11:02

こんな映画を観た。
悪霊と書いて「たたり」と読む!
1977年の東映映画。当時「エクソシスト」「犬神家の一族」などが大ヒットしており、露骨な便乗企画の作品なのですが、さすが鬼才・伊藤俊也監督(「さそり」シリーズ、「誘拐報道」「プライド運命の瞬間」など)です。オカルトの中に日本という国の仕組みを見事に描いております。
こういう節操のない企画が、最近少なくなったと思いません?「おりこうさん」なプロデューサーが多くなったのでしょうか?はたまた、現実のほうが映画よりエログロオカルトになってしまったからなのか?
(自由が丘武蔵野劇場でレイトショー公開中)