バベル事件

eigadojo2007-05-01

公開中の映画「バベル」を、名古屋市三重県四日市市の映画館で見た観客計7人が「吐き気がする」などと体調不良を訴えていたことがわかった。
名古屋市中村区の映画館ミッドランドスクエアシネマによると、4月28、29両日で観客計6人が不調を訴えた。菊地凛子さん演じる高校生が踊るクラブで照明が1〜2分ほど点滅を繰り返す場面を見た後に気分が悪くなったという。
同館は「スクリーンから適度に目をそらされるか、直視し続けないことをおすすめします」との文書を配ったり、上映10分前に係員が注意したりしている。
四日市市の映画館でも1人が不調を訴えた。配給元のギャガ・コミュニケーションズは「他の映画館からそのような話はない。映画に問題があるとは思わない」と話す。
asahi.com

ポケモン事件」を彷彿とさせる事件ですが、すでに鑑賞済みの師範代はなんともなかったぞ!(特にスゴイ演出じゃないってことです。)
日本人が洋画を観る場合、字幕に頼るため、どうしても画面の一部を注視してしまいます。一点を注視したまま大画面で光が明滅するとこういう現象が起こる可能性はあります。
考えてみれば、欧米で字幕映画が上映されるのは、ほとんどがアート系の小さなスクリーンの映画館です。
大画面で字幕映画が大々的に公開されるのは、日本と韓国ぐらいじゃないでしょうか?
欧米の劇場で同様の事件が起きなかったのは、この字幕ファクターの影響が大。
この原因にどこのメディアも触れていない。ちょっとは考えろよ!