はやおの新作

東宝は19日、宮崎駿監督(66)の新作アニメ「崖(がけ)の上のポニョ」を2008年夏に公開すると発表した。宮崎監督のオリジナル新作映画は04年11月に公開した「ハウルの動く城」以来4年ぶり。人間になることを願う金魚のお姫様ポニョと5歳の男の子の触れ合いを描く。

 新作は同監督が瀬戸内海の町に滞在した体験から着想した。制作会社スタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーによると「宮崎駿版『人魚姫』のような作品」。コンピューターを一切使用せず、手描きで制作。従来、細密さを追求してきた絵もシンプルに仕上げる。鈴木プロデューサーは「原点に戻ってアニメーション本来の楽しさをやってみたい」と話している。
日本経済新聞

ハウルの動く城」が敗戦処理だった(※)ことを考えると、今回かなり本気な取り組みをする企画のような気もしますが・・・・・・。
なんとなく「トトロ」な雰囲気を感じます。
来年夏公開の他の映画は、かなり公開時期に敏感にならざる得ないでしょう。
シネコンのほとんどこの映画のためにスクリーンをあけるんじゃなかろうか?

ちなみに「蒼き狼 地果て海尽きるまで」が、実写の邦画では史上最多となる425スクリーンで公開。
ハウルの動く城」が約450、「ゲド戦記」が約440、「踊る大捜査線 THE MOVIE2/レインボーブリッジを封鎖せよ!」が408だそうです。
ずばり500スクリーン越えですな!


※「ハウルの動く城敗戦処理の件は、このサイト歴代1位のアクセスとなった以下のレビューをご覧下さい↓
http://d.hatena.ne.jp/eigadojo/20041119