「HIRO」も映画化

ＳＭＡＰ木村拓哉（３４）が検事・久利生を演じて大ヒットした０１年のフジテレビ・関西系ドラマ「ＨＥＲＯ」が映画化されることが６日、明らかになった。公開は０７年９月で配給は東宝。フジドラマ→東宝映画といえば「踊る大捜査線」シリーズの再来となるが、フジ映画事業局の亀山千広局長は「青島刑事を超えるのは久利生しかいない」と興行収入２００億円突破を誓った。
　ドラマ「ＨＥＲＯ」は０１年に放送され、木村演じる中卒の検事・久利生公平が事件の真実を追い求める姿を描き、最高視聴率３６・８％。全８話はいずれも３０％を超え、平均３４・３％はフジの連続ドラマ史上最高記録となった。
　フジ史上最高ドラマの映画化となれば、興行収入も当然、頂点を目指す。現在の実写邦画史上最高は、同じフジ製作・東宝配給の「踊る大捜査線　レインボーブリッジを封鎖せよ」の１７３億５千万円。「ＨＥＲＯ」では２００億円突破を視野に入れている。
　また同作の前には同じＳＭＡＰの香取慎吾が主演する劇場版「西遊記」が７月から公開される。こちらもフジのドラマから東宝配給での映画化。亀山局長は「『西遊記』を上映した同じ劇場でそのまま『ＨＥＲＯ』も公開させるなど、いい形で連動させてヒットに結び付けたい」という。
　脚本は現在製作中。石原隆プロデューサーは「権力もスキルもある最強の敵が登場して、久利生とがっぷり対決する。映画ならではのスケール感を追求しつつ、社会的メッセージも織り込みたい」という。出演は松たか子、大塚寧々らおなじみの面々が顔をそろえる。
（デイリースポーツ）

またしてもフジテレビの亀山Ｐの「仕掛け」です。
海外を狙ったという本広監督の「UDON」が大コケだったんで、次は確実にヒットを狙ってきました。（「UDON」は、唯一、香川県だけは歴史に残る大ヒットだったらしいです。地元だもんね。）
この「HIRO」が大ヒットしたところで、いよいよ2009年に「踊る大捜査線３　THE　MOVIE」ですか？
亀山Ｐのことだから、「踊る大走査線」と「HIRO」の相互リンクなんて離れ業も考えてるかもしれません。
ひょっとしたら「踊るＨＩＲＯ走査線」とか合体企画に発展させたりして・・・・・。
日本人って「お祭り」が好きだから、こういう企画ものには乗ってしまうんだよね。記録破りの大ヒットも期待できるかもしれません。

が、しかし、

あああああ、もういいよ！そういう映画の作り方は！
テレビ屋さんが、映画をテレビのスタッフで安く作って、シネコンで一気に公開。そんな安易に儲ける方法を編み出してしまったんで、こういうテレビ・ドラマの映画化は、今後どんどん多くなっていくことでしょう。シネコンの台頭と同時にこの傾向はどんどん加速している感じがあります。
これって日本の観客が舐められてるってことです。
「日本人は、テレビで洗脳すれば、いくらでも財布をはたきよる・・・・・ウシシシッ！」
くそーなんだか悔しいぞ、俺は！
テレビの人たちは、もっと面白いテレビを作ることを考えてほしいです。
テレビにしかできない面白いドラマってもっとあるはずです。
映画館で儲けるためのテレビ・ドラマ企画があまりに多すぎないか？

映画館では、ホンモノの「映画」が観たいんだよ俺は！
せめて映画オリジナルの企画で勝負しろよ！と苦言を呈しておきたい！