第59回カンヌ国際映画祭、結果発表

eigadojo2006-05-29

カンヌ国際映画祭が最終日を迎え、各賞の受賞結果が発表され、最高賞のパルム・ドールケン・ローチ監督、キリアン・マーフィ主演、1920年アイルランド独立戦争を背景にした人間ドラマ「The Wind That Shakes the Barley」が選ばれた。
また、日本の役所広司が出演していることで注目されたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督「バベル(原題)」は監督賞に輝いた。
主な部門の受賞結果は以下の通り。

パルム・ドール
 「The Wind That Shakes the Barley」 ケン・ローチ監督

【審査員特別グランプリ】
 「Flandres」 ブリュノ・デュモン監督

【監督賞】
 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督 「バベル(原題)」

【女優賞】
 ペネロペ・クルスら女優陣のアンサンブルに対して「ボルベール(原題)」(ペドロ・アルモドバル監督)

【男優賞】
 ジャメル・ドゥブーズら男優陣のアンサンブルに対して 「Indigenes」(ラシッド・ブシャール監督)

脚本賞
 ペドロ・アルモドバル 「ボルベール(原題)」

【審査員賞】
 「Red Road」 Andrea Arnold 監督
(allcinema online)

パルムドールケン・ローチとは驚きました。
有力視されていたアルモドバルは、脚本賞でした。(『これは不正だぁぁぁ』とまた怒り出しそうだ!)
それにしても「バベル」の監督の名前、いまだに覚えられません。
いまだに「『アモーレス・ペロス』の監督だった人」、とか「『21グラム』の監督だった人」とか言ってしまう師範代です。
そういう訳で、今後は、勝手に「アレハン」と呼ぶことにします。大阪の兄ちゃんみたいです。
よかったね、アレハン!監督賞おめでとう!


http://www.festival-cannes.fr/