ゴジラ・3D

eigadojo2005-12-19

ゴジラ、3D(立体)映画で復活――。日本映画が生んだ怪獣ゴジラの新作を、3D大型映画として撮る企画が進んでいる。南米や米国を舞台に、ゴジラと“敵怪獣”との戦いを描く作品で、近く出資企業が決まり、撮影に向けて本格始動する見通しとなっている。

1971年に「ゴジラ対ヘドラ」を監督した坂野(ばんの)義光が総合プロデューサーと監督を務めるほか、脚本や特撮などに日米のスタッフが参加する予定。

奥平謙二プロデューサーによると、10月末に東宝との間でゴジラ著作権に関する許諾契約が成立。来年1月下旬をめどに、日本か米国の出資企業を決定し、3月から撮影を開始、2007年夏の公開を目指すという。米国ではメジャー系の劇場での公開を予定しているが、日本では東宝が配給する。製作費は2500万ドル(約30億円)を見込んでいる。

今回、ゴジラは、南米イグアスの滝に現れ、自然を破壊する“公害怪獣”と対決。メキシコから米カリフォルニアに舞台を移し、ラスベガスで最後の決戦に臨む。ロケ撮影はそれぞれ現地で行うが、特撮部分は東京・成城の東宝スタジオで撮影する。

企画の貧困やホームシアターの普及などで、興行成績の落ち込みが目立つハリウッドでは、3D映画への期待が高まっており、坂野監督は「『ゴジラ』が新しい分野を開拓し、映像産業を振興するきっかけになれば」と話している。
(読売新聞)

3D映画というのは、ハリウッドでも最近ファミリームービーとして何作かつくられているので、この企画はありかもしれませんが・・・・・・・。
もう核の脅威として「ゴジラ」を描くことはなくなってしまうようで、少し寂しいですねぇ・・・・。