第30回報知映画賞発表

第30回報知映画賞が29日発表され、邦画部門の最優秀作品賞に山崎貴監督の「ALWAYS 三丁目の夕日」(読売新聞など製作)が選ばれた。
公開中の同作品は、昭和33年(1958年)の東京を舞台に庶民の暮らしを描く人情喜劇。夫婦を演じた堤真一さんと薬師丸ひろ子さんも、それぞれ最優秀助演男優賞、同女優賞を獲得し、3冠に輝いた。


このほかの最優秀賞は次の通り。(敬称略)

◇邦画部門
▽最優秀作品賞「ALWAYS 三丁目の夕日」(山崎貴監督)
▽主演男優賞=市川染五郎(「阿修羅城の瞳」「蝉しぐれ」)
▽同女優賞=田中裕子(「火火」「いつか読書する日」)
▽最優秀助演男優賞堤真一(「ALWAYS 三丁目の夕日」)
▽同女優賞=薬師丸ひろ子(「ALWAYS 三丁目の夕日」)
▽監督賞=内田けんじ(「運命じゃない人」)
▽新人賞=沢尻エリカ(「パッチギ!」)

◇海外作品部門▽作品賞=「シンデレラマン

(読売新聞)

毎年、映画賞の先陣を切って発表される報知映画賞
日本アカデミー賞」も読売グループ主導で動いている映画賞ではあるけれども、今回の報知映画賞はそれ以上だね。
いくらヒットしているからと言って、ここまで自社製作の「ALWAYS 三丁目の夕日」を贔屓することはないんじゃない。
(「ALWAYS 三丁目の夕日」が作品として観客に受ける理由はわかりますが、このような歪んだ評価されるとかわいそうな気がします。ヒットしていることがなによりの勲章でいいじゃない!)


パッチギ!」や「いつか読書する日」に演技賞をあげてバランスとってるとこもいやらしい。
「ネット企業に買収されるとジャーナリズムが死んでしまう!」なんていつも言っているけど、とっくにその良心を売り飛ばしているのはお前らじゃないのか?
なにより駄目なのは、市川染五郎の主演男優賞じゃない?
監督賞の内田けんじ監督には、「おめでとう!」といいたいところですが、「いつか読書する日」の緒方明監督にあげてもよかったんじゃ・・・・・・?
この賞選んだ人たちは、ほんとに映画観てるんでしょうか?


久しぶりに毒を吐きまくりの師範代でした。