西田敏行はすごい！

今年の正月に「タイガー＆ドラゴン・三枚起請の回」が放送されたときに「今年は落語ブームが来る！」（http://d.hatena.ne.jp/eigadojo/20050111）と予言した師範代ですが、本屋さんなんかをのぞくと、落語の本のコーナーなんかがどの店も作ってあって、売れ筋商品になっているみたいです。予言的中！

毎週金曜日が楽しみな「タイガー＆ドラゴン」ですが、前回の「明烏の回」は、レギュラー１回目の「芝浜の回」と並ぶ傑作でした。登場人物のキャラも固まってきてクドカンの脚本もスピード感を増しているようです。
それにしてもすごいのは、西田敏行の落語の上達ぶり。「古典の名人」というキャラを演じるのですからそれなりの努力はしているのでしょうが、あきらかに番組スタート時より語り口が巧くなっています。
「釣りバカ日誌」の浜ちゃんとはまた違った「林家亭どん兵衛」というキャラをしっかり作り上げつつも、落語家として説得力ある芝居を見せるってことは、役者の力量が相当ないとできない仕事です。西田局長すごいぜ！
ドラマ中では、長瀬智也の子虎と岡田准一の子竜が主人公ってことになってますが、このどん兵衛師匠だけのスピンオフも観てみたいと思う師範代です。