「アビエイター」コンビがまたまたリメイクか?

eigadojo2005-02-13

ギャング・オブ・ニューヨーク」「アビエイター」、そして次回作となる「インファナル・アフェア」のハリウッド・リメイク「The Departed」でもコンビを組むレオナルド・ディカプリオマーティン・スコセッシ監督が、今度はワーナーが手掛ける黒澤明監督、三船敏郎主演「酔いどれ天使」(48)のリメイクでもさらにチームを組む可能性が出てきた模様。まだ、ごく初期の段階ながらすでにディカプリオの主演が内定しており、脚本にも「アビエイター」のジョン・ローガンが起用される模様。一方、監督についてはまだ確定ではないものの、スコセッシの起用を前提に調整が進められているという。一方でスコセッシ監督には、遠藤周作の『沈黙』(新潮文庫)の映画化という企画も進んでいるという。
allcinema online)

これはいい企画かも?
黒澤明の「夢」では、ゴッホ役を演じたくらいですから、スコセッシの黒澤好きはかなりのものです。デカプリオのいまの「ギラギラ感」なら、若かかりし頃の三船敏郎と通じるものがあるような気がします。
世間では「タイタニック」で注目されてしまったので「デカプリオ=王子さま」といった図式で受け取られていますが、「ギルバート・グレイプ」(この作品でアカデミー助演男優賞ノミネート)のデカプリオを見てほしい。彼はロバート・デ・ニーロ的なアプローチで役になりきるタイプの演技派なのです。
酔いどれ天使」リメイクなら、志村喬の役は、やっぱりデ・ニーロでしょう!この際、黒澤作品のリメイクは、この「スコセッシ、デ・ニーロ、デカプリオ」のトリオでやってしまいなさい!