熊本の中心で、行定が叫ぶ
と題された熊本フィルム・コミッション主催のフォーラムが熊本市民会館で開催されました。
地元・熊本出身の行定勲監督らが登壇してのパネル・ディスカッションはかなり刺激的!
「セカチュー」のロケ現場決定にいたるまでの苦労話や亡くなった名匠・篠田昇キャメラマンの作品作りに対する真摯な姿勢(泣ける!)など聞き所満載のイベントでした。
ただ、残念だったのはイベントの宣伝が行き届いていなかったのか、観客席が満員ではなかったこと。
この程度のイベントすら成功させられない街に、大きな映画のロケがやってきてくれるだろうか?
観光地だけのロケしか考えていない人たちが、本当に映画人を満足させるロケ地提案ができるだろうか?
本気でこの街に映画を呼びたいのですか?
本当にあなたたちは映画が好きなのですか?
「観光地をロケする映画の時代は終わったんです。その街の『空気感』がほしいから、映画は地方ロケをするんです。」(by行定監督)
監督の言葉の真意をあなたたちは分かっていますか?
http://www.kumamotojc.com/
いろんなことを考えさせられたイベントでした。