ディズニーの危機

at 2002 12/10 20:03

全米では秋の目玉作品が揃う時期となっている「サンクスギビング・デー」に公開されたウォルト・ディズニー社の「トレジャー・プラネット」。初日3日間の興行収入が1660万ドル(20億8千万円)と不調に終わり、業界ではその将来を危ぶむ声すら囁かれているそうです。

従業員をピーク時の半分の1200人にまで減らすなど懸命な努力を続けてきたディズニー社ですが、このところの売上は落ち込む一方。
社運を賭け1億4000千万ドル(約175億円)を費やした「トレジャー・プラネット」が不評に終ったことで、「ディズニー神話が崩壊した」という人まで出ています。
トイストーリー」や「モンスターズ・インク」などでパートナーを組んだピクサー社との利益配分等の問題も発生しているそうなので、「ドリームワークスがピクサーを引き抜く」という噂も真実味を帯びてきました。

ジブリの鈴木プロデューサーは、「千と千尋の神隠しアメリカ公開の際に、ユニバーサルなど他のメジャーと接触も持っているらしいので、ディズニーから他の会社に鞍替えということもあるかも・・・・・・。