ディズニーでもリストラ!

at 2002 03/21 06:32

ニューヨーク・タイムズによりますと、ハリウッドメジャーの映画会社ウォルト・ディズニー社は、アニメーション部門の従業員250人に対して、今後1年間に解雇するかあるいは契約更新を行わない、と通告したということです。
ディズニー傘下のミラマックス・フィルムズも、先週、従業員の約15%に当たる75人の削減を発表したばかりです。
ここ数年、ディズニー製作のアニメが苦戦しているのは、周知の事実。
ヒットしているのは、外部製作プロ「ピクサー」(モンスターズ・インクトイ・ストーリーほか)の作品ばかり。
日本では無敵の「ジブリ」も、海外での配給はディズニーが行っていますが、ターゲットは大人のようで、全米でのメガヒットは期待薄でしょう。
やはり、ジェフリー・カッツェンバーグ(現・ドリームワークス)がディズニーを離れてから、ディズニー本体の製作力は、確実に落ちているように感じられます。
彼が、スピルバーグたちとドリームワークスを設立しなかったら、いまのハリウッドの地図は大きく変わっていたことでしょう。