カンヌ映画祭閉幕

at 2001 05/21 17:42

「第54回カンヌ映画祭」は20日夜(日本時間21日未明)、各賞を発表して閉幕。審査員を辞退したジョディ・フォスターもプレゼンターとして参加したそうです。日本からコンペ部門に参加した3作品は選外でした。


パルムドール「ラ・スタンツァ・デルフィーリョ(息子の部屋)」(ナンニ・モレッティ監督)
●グランプリ「ピアニスト」(ミカエル・ハネケ監督)
●男優賞 ブノワ・マジメル(「ピアニスト」)
●女優賞 イザベル・ユペール(「ピアニスト」)
●監督賞 ジョエル・コーエン(「ザ・マン・フー・ラズント・ゼア」)、デビッド・リンチ(「マルホランド・ドライブ」)
脚本賞 ダニス・タノビチ(「ノー・マンズ・ランド」)
●カメラドール(新人賞)「アタナルシュワット ザ・ファースト・ランナー」(ザカリアス・クヌック監督)
●技術賞 トゥ・ドゥ・チー(「ミレニアム・マンボ」と「ホワット・タイム・イズ・イット・ゼア」の録音)


なお、コンペ外ながら黒沢清監督の「回路」が国際批評家連盟賞を受賞しています。「M/OTHER」(マザー)、「EUREKA」(ユリイカ)に続き、3年連続で日本作品が受賞ということになります。
この賞は、映画祭が設けた正式な賞とは別の賞で、各国の映画評論家やジャーナリストらが独自の審査で決定するものです。
今朝の報道で一番大きかったのは、松田聖子の娘が出演した短編が受賞したことでした・・・・・・・ウーム!(by師範代)